きっと
ドクダミ五十号

寂しいから綴るのでしょう
私はここに居ますと
何も瓶にお手紙を詰めて
読んで下さいなと祈る事もありません
ひたすらにぼんやりとした
心の内側を吐き出すのです
吐瀉 これは辛いです
すんなりとなんか出ません
指を突っ込んで無理やり
涙だって出ます
出来る時に出来るだけ
いまの私のモットーです
同じ側を下にして寝ていたので
少し腰のあたりが変で
痛いですが
眠らないでいられる
チャンスだね
このもやもやした心を
其れとは別のもっと美しいものとか
描けたらいいなあって
六畳がひどく広く感じる初冬の
窓からさして壁を飾る
おひさまの光みたいになれたらいいな

きっと無理でしょうけれど
試すのは誰の迷惑にもならない
だってさあ
ただのわたしのこころだもの


自由詩 きっと Copyright ドクダミ五十号 2014-11-07 21:03:19
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