祈るような気持ち
吉岡ペペロ

終わりがないというのは

恐ろしくもあり頼もしい

ロサンゼルスに住む日本人の言葉だ

単純なドレミを一時間かけて弾いてゆく

世界をどう感じどう語るか

世界はひとりが感じるものだから

世界はひとつではなくて生きている

変化している

だから目指すのはただひとつのこと

欲を離して素直であること

主張することなく目覚めてゆくこと

素直に、ただ素直に

万雷の拍手は5分以上も鳴りやむことはなかった


悲しみがいつも回転していたあのころ

豊かさの扉を開けはじめたあのころ

不自由だからここではない何処かへ

そんな素直な気持ちを祈るようなころ


終わりがないというのは

恐ろしくもあり頼もしい

ロサンゼルスに住む日本人の言葉だ

単純なドレミを一時間かけて弾いてゆく

世界をどう感じどう語るか

世界はひとりが感じるものだから

世界はひとつではなくて生きている

変化している

だから目指すのはただひとつのこと

欲を離して素直であること

主張することなく目覚めてゆくこと

素直に、ただ素直に

万雷の拍手は5分以上も鳴りやむことはなかった









自由詩 祈るような気持ち Copyright 吉岡ペペロ 2014-11-03 22:55:30
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