生まれたときから
終りのない
この心
風のなかにあっても
難しい貌をして
気高く
悶え
涎を流して
渇きつづける
いずれにしろ
しかたないことなのか
誰かの
手はず通りの
闘いなのか
もてあましながら
似たようなことを
繰り返す
ただただ
のろまなのさ
いちずなのさ
だから、
だから、
だから、
可笑しみを
怒りを
愛おしみを
忘れない
哀しい悦びがあるこの場所まで
さあ おいで
下らないと笑う者がいたとしても
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※ブリコラージュ作品
メビウスの【書き換え連詩リレー】より。
[直前は、るるりらさん]の詩.下記参照
http://mb2.jp/_gsk/241.html#S441