その歌 ver.2
もっぷ

自分の秋との淋しい約束
ひとつ夜空に放り投げ
残った右手でコインを捜し
みつからなかったあてどなさ

自販機、君もそうだねと
横っ腹の泥みて思う
こたえる元気も失くしたか
いつまで、ここで立ちんぼう

だから唄おう歌をね一緒に
一っつと言わず
知ってる限り

自分の秋もそろそろか
そろそろゆくかな堪えるか
そろそろかなぁそろそろそ……



自由詩 その歌 ver.2 Copyright もっぷ 2014-10-25 04:00:32
notebook Home 戻る
この文書は以下の文書グループに登録されています。
* しゅん * しゅん * しゅん *