夜は目が覚めるほど近くで明ける
佐藤真夏


夜は目が覚めるほど近くで明ける。
まぶしい朝、ひどく生きる。

白いシーツ
顔までかけてもらって
幸福の尺度
はかりかねる

鎖かけて、
   なだれる。

きみの手の届くところにいる。


自由詩 夜は目が覚めるほど近くで明ける Copyright 佐藤真夏 2014-10-05 11:51:24
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