文法
ドクダミ五十号

サブジェクト+オブジェクト+ヴァーブ
実に簡単な言語だが更に省略しても意味を伝えられる
私はこれを「単語中枢直撃型」と言っている
欧米の言語では単語一つで目的を果たす例は稀だ
キル つまり「殺す」にも「対象格」が無ければ通じない
ところがどうだ 「しています」や「です」という接尾無し
「とても」や「すごく」等の接頭も不要な不思議な言葉が通用する
それが日本語だ 日本語を学ぶ欧米の学生はそれに困惑するらしい
で 「習うより慣れろ」と まずは話す事を始めるらしい
日本人でさえ難しいのにね

めちゃくちゃな文法でも意図は伝わる
それに驚くと学生は言う
「倒置法」も教えてあげたら更に混乱するかしら
ドイツ語は意外と日本語に近くて
両国が同盟になるのは当然だったと推測します

言語理解はとても難しい
文法と単語 組み合わせ
宇宙の果てみたいな

日本人は意識していないけれど
チ行に分類される音は好まれない
耳障りだからだ

私も大陸や半島の言葉を聞くと
とてもイライラする
別に人種差別では無いよ
言語と音



自由詩 文法 Copyright ドクダミ五十号 2014-09-16 14:06:23
notebook Home 戻る