ブレイクショットⅡ
ハァモニィベル

最悪の街の中で肩をイカらせ
水気を奪う干乾びたパンを囓りながら
落ち窪んだ目でナゼ季語を気にしてる

空っぽの心臓が埃にまみれて 見ろよ
単調な詩情に窒息してるぢゃないか
朝の七時に吊り革が欲しくて
動き回る靴底のようにさ 

シュールな迷路でオロオロと泣く
飢えた迷子のようにではなく
氷山を砕き
昏睡から目醒めた
巨象の如く哭き叫べ!






自由詩 ブレイクショットⅡ Copyright ハァモニィベル 2014-09-16 13:30:52
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