回想
梓ゆい

駐車場の水溜りを見つけるたびに

床に広がるパークロの刺激臭を思い出す。

声と言葉と友を残し

ライフラインとも言うべき居場所を失った・・・・。

「私は、今でもテラスに座りカプチーノをすすっている。。」

石畳に目を凝らして

ガラス扉の前に立てば

ここを愛した友の声が聞こえる。。

ベンズカフェに集まり

声とともに生きる詩人たちの声が・・・・。


自由詩 回想 Copyright 梓ゆい 2014-09-14 03:44:27
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