殺戮機械
凍月




どう考えても違うんだ
他人と自分が違うのなんて当たり前
それは良いんだ
だけど自分は
他人と違い過ぎるんじゃないかって
おかしいんだ
何かが違う、ズレてるの
ははは

だってさ
他の人から引かれるくらい
マジでヤバいって言われるくらい
そこまでいくともう
変わってる、とかいうレベルじゃないの
ははは

だからたまにふと考えるんだ
たまに自分という存在は
もう破綻しきっててるって感じるの
乾いた笑いが思わず出て来て止まらない
ははは

そんな自分でも
誰かを好きになっても良いのかな?
迷惑でしょうか
価値なんて無いでしょうか
非常識で面倒で
頭の螺子は外れてる
やっぱりだめかな……


それでも
人を好きになっても良いと
言ってくれる人がいるなら……
それが君なら……


この狂った自分だから
他人が全員敵に見えたりするけれど
もしも世界の全てが敵に思えるような瞬間の中でも
僕を受け入れてくれるのが君ならば
君だけは違うと解るだろう
だから僕は生きてゆけるのだろう
もしも僕に価値を与えてくれたのが君ならば
君を無価値だと言う輩が現れた時
骨の軋みが聞こえるまで殴らせてもらおうか
もし世界が僕に敵対していようと
君が僕を赦すのならそれでいい
だけど
もしも世界全てが君の敵になるような事があるならば
死んででも世界をガラクタに変えてやる
その時は
僕は君の騎士ではなく
盾でも砦でも鎧でもなく
君を守る為だけに駆動する
殺戮機械にでもなってやる






自由詩 殺戮機械 Copyright 凍月 2014-08-25 22:03:15
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