離
りり
すなが
ひとつぶ
ひとつぶ
おちるごとに
あしたが
きょうに
きょうが
きのうになるごとに
わたしのなかの
あなたは
あいまいな
くうそうのなかのひとになって
あなたのなかの
わたしは
かすれて
どうでもいいそんざいになって
そうして
きづけば
それがいつもどおりに
なっていることでしょう
自由詩
離
Copyright
りり
2014-08-05 23:09:56