フクザツくん「自分に正直に生きる」
花形新次
小学生の頃から
肛門に興味があった
お母さんが夕食の支度を
している時
後ろからカンチョーして
振り向き様に
思いっきり
ひっぱたかれたことがある
中学生になると
カエルを捕まえて
ストローで肛門から
息を吹き込むことを繰り返した
高校に入ると
初めて出来た彼女に
アナルセックスを拒否され
振られた上に
その事実をみんなにバラされ
変態アナル野郎と呼ばれるようになった
それでも僕は自分に正直に生きたい
(フクザツくん詩集「複雑家族」より)
自由詩
フクザツくん「自分に正直に生きる」
Copyright
花形新次
2014-08-03 12:18:01