きっと煌めく
瑞海
大きな月の日
ベランダの貴方
影が出来て
すぅーっと消えたら
涙が止まらなかった
消えそうな手
繋いで握れなくて
切り刻んでやろうかと
でもあなたが止めたからやめたよ
夢の中で
走っても走っても
追いつけなくて
銀河の中をぐるぐる
土星の輪っかで
一休みしてる暇も無くて
ひたすら泣いて鳴いて走ったのが
懐かしくて痒い
虹色の金平糖
まだ食べれてないの
何かが無くなりそうで欠けそうで
大人になったら
珈琲に溶かしてみせるわね
その時あなたが横で笑ってたらいいな
これが私のお願い