うぬぼれやだったわたし
水素
うぬぼれやだったわたし
完璧だと思っていた私
だれも居ないところに、きみが来て
完全だと思っていた私
敵などいないと思っていた私
ときどき見るねと、きみが来て
すべてから解け出した私
絆から放たれた私
うつくしいね、きみの見ているものが、
だんだんと解けていく
きっと、そういう道を自分で見つけて
這うように、舐めるように、轟かせて、響かせて
自由詩
うぬぼれやだったわたし
Copyright
水素
2014-07-12 00:38:48