ふわふわ
猫の耳

冷たい海の中を、
ふわふわと漂うクラゲの
その美しさに魅かれる

誰にでも愛される
そんな存在でも無く、
ただ、
生きる為の術ではあっても

そのふわふわとした
透明で自由な浮遊感に、
惹かれ憧れる

私もそうなりたいよおと、
水族館のガラスに
おでこを張りつけて、
ふと呟いてみる


自由詩 ふわふわ Copyright 猫の耳 2014-07-08 20:48:54
notebook Home 戻る 未来