ニュクス
三上あず
訪れるきみはだれだい
夜なんだろう きっと永遠の
届かないものばかり
手をのばしていたね
憶えているよ
降り注ぐのは星だった
断罪を求める指は
切り落してしまうよ
明らかに続く
未来だけならいいのに
別れを繰り返して
僕等は何かを識る
結局最期はひとつなんだ
それでも
僕等はいきている
自由詩
ニュクス
Copyright
三上あず
2014-07-07 22:47:43