第一章として 恋
朝焼彩茜色
恋とは
とびきりの恋愛詩を
異性同性親子兄弟姉妹親友友人同僚知人 人間愛とは
第一章として
男女の恋愛詩を
恋とは 何だろうと自身を振り返る 紫色の羽根から桃色に変わる粉が瞬く
そんな瞬間に鼓動は静かに韓紅を天へ贈る ときめきに囲まれながら
理由なんてない あるけれど 説明は要らない
優しい人だから
目をそらさない人だから
虹の弓を伸ばす真っ直ぐな淡い多面をさらけ出す 結ばれ人だから
駆け引きの感覚は初めからきっと なかった
大人の顔で私はいつだって女の子だった
今でも永遠に苺が似合う
恋愛の数を打っていない
理由は知っている 幸運と優等生で出会えた運命
また次も出会いたいと想う宿命
異性同性親子兄弟姉妹親友友人同僚知人 どこかにまた出会いたい
恋とは縁の距離を知ることかもしれない
近くても遠くても 伸ばす真っ直ぐな淡い多面を彩る虹
何色でも情熱をもって天へ贈る ときめきと共に
何色同士でも天へ貢献できる幸せを秘めている
恋は素敵なテキストになる
人として
第一章として
大きく前進できるページがピンク色の吐息で捲れてゆく