何人??
……とある蛙
(知人)
友人ではないが、親戚ほど疎遠ではない。
最近は特に犯罪報道でよく見かける
匿名性を条件で被害者との関わりを能弁に語る者
推理小説の真犯人ではない。
現実の世界では真実の犯人であることもある
犯罪者は犯罪現場に帰ることがもっとも示されるケース
犯人でない場合でも
犯罪者から だれそれ?と思われている。
(友人)
モツほどの器量はないと筆者は思っている。
つまり豆腐である。
すくって貰うつもりでつきあってもすくってくれるわけもなく
手前勝手な思い込みで相手を恨むことがある。
その逆もあるのだから始末が悪い
最近は誰も友人だと思って付き合うことはやめている。
友人は結果であって、作り出す者ではない
と 最近気づいた還暦の爺さんがここにいる。
(詩人)
場末の神話から時間と空間を引っ張り出してきて
自分の居場所を作ってはみたものの
他に追随する者もなく
いつも独りぼっちで膝小僧を抱えている
もちろん そこには彼の望む光は差さない。
自分のフィールドで戦うこと
否
歪んだ笑顔を作り冷笑すること
それだけが唯一のプライド維持装置になっている
最近 そんな者たちも詩人を名乗っている。