光と雲と
梅昆布茶
朝のひかりのなかで想う
どこか彼方の星でも
こんなふうに生命が
朝をむかえているのだろうか
夜の闇のなかにさえも光は在るものだ
宇宙の漆黒のなかにだって朝はあるのだろう
生命が遍満するものなら
いまあることが仮の宿りなら
それはそれでよいのだともおもう
もし朝をつくるならば
どんな光や雲で彩るだろうか
星の光で満たされた夜を
朝の光が引き継ぐように
それを言葉少なにでも
誰かに伝えられたらそれで良いのだ
あなたの紡ぐ朝が
あなたの一日をただしく整えるように
その想いが朝をそして一日を
季節を年月をかたちづくる種なのだから