無限に存在出来るモノは無いのかも知れない
でも
限りなく無限に存在していて欲しいと
願う対象物はあったりする
【太陽】
太陽は無くなってもらっては困る
地球の為に、生き物達の為に無くなってもらっては困る
太陽が無くなれば
何者も生きてはいけない
【地球】
地球は無くなってもらっては困る
火星に住めるようになるかなんて分からないから無くなってもらっては困る
地球が無くなれば
生き物達は生きていけない
【酸素】
酸素も無くなってもらっては困る
酸素が無くなれば
生き物達の大半は生きていけない
【水】
水も無くなってもらっては困る
水無しで生きていける生き物は多くない
【食物】
食物も無くなってもらっては困る
食物が無くなれば
ウイルスやリケッチア以外の生き物達は生きていけず餓死をする
【わたし】
そもそも
わたしを無くしてもらっては困る
わたしが無くなれば
認識が出来ない
【あなた】
同様に
あなたを無くしてもらっては困る
多くの生き物はつがいでないと生きていけない
あなたが無くなれば
わたしは生きていけない
こんなにも多く、巨大なものを
無くなってもらっては困ると願うことは
壮大な妄想だろうか
ああそうだ僕達は有限だ
僕達は有限過ぎる
僕は無力過ぎる
僕には何も出来ないのだろうかと思い悩むのだ
有限を理解した上では
何をしたらいいんだろう
募金活動は御免だろ？
そうじゃなくて
政治じゃなくて
この問題を
宗教じゃなくて
他の何かで
解決出来ないだろうか
他の何か
具体的に言えば
詩で
【太陽】を【地球】を【酸素】を【水】を【食物】を【わたし】を【あなた】を
維持出来ないだろうか
その発明の為の
【現代詩フォーラム】にならないだろうか
有限だって気付いているから
有限だって気付いているから
詩に出来ることもあるんだって言って
今日も明日も明後日も
【現代詩フォーラム】の中で
発明の鍵を探してみてもいいんじゃないだろうか
けれでも
今夜も
僕は前提を
取り払ってしまえないのだ
前提を取り払える程
人は強くないのだろうか
既存の概念という前提からは自由になれないのだろうか
脱出のやり方を考えることは悪事なのか
夢を見ても
詩を作っても
【太陽】を【地球】を【酸素】を【水】を【食物】を【わたし】を【あなた】を
維持出来ないのだとしたら
発明の為の
【現代詩フォーラム】にならないのだとしたら
この話は
芳香剤よりも
価値の無い駄文だ
古紙よりも価値の無い
におい玉だ
水に流れず
火を宿さず
匂いを発散させるだけの命