縄/ロープ
竜門勇気
8月下旬に僧羽高校では時の打つ音にあわせて縄を告訴する。
枯れ枝を折る時には決して縄を指に置いてはいけないし
またそうした同行者に席を譲ってはいけない。-トコスの法典-
壁の中でジェミニをするとどこからともなくロープに呪詛を吐かれた。
喋ろうとする睡眠者は夢中に縄を見ている。
そのほとんどは縄についてのハラスメント経験者。
残りはロープ型恐怖症によっての通院履歴を歯科医に申し出ている。
灯台躑躅の影を見よ!愚かな縄、派手なスカーフ、黄身のない電球!
-スカルトノフ・パヌ-
甜麺醤を縄にします。ハイポールで川にしないように。-"料理の会合"12月号-
全面にディスプレイを搭載した日産ギョウドがロープに囚われた。
3月12日から432日の拘束の後、荼毘への繰り込みが決定した。
だが「情報単体の総体に関する法案」の成立日が3月12日から418日であったため
荼毘への繰り込み(及び下げ漉き)が朔及するかが当局情報千泊部において争点となった。
ロープのヘテロはダルマである。
縄に言及のある書物は2011/6/11時点において32冊と「我々」の認識、直感的な常識と反する冊数しか出版されていないためこれをロープの誤謬という。
初出は1872年(thelmol(テルモール)/togashi.A/jimonaht=gga(ホマノアト)「広範囲哲学論」)
この時点で縄への言及が確認された図書としては17冊目。
またこの書籍は自己言及への入門書として東亜缶房、NYEEAQT、PMO科学、また復刊専門図書部会に大海を繋ぐドーヘルト出版などから解説書が積まれている。
阿含経に四文字の縄を意味する密厳がある。
「結果解脱」に至るので口伝すら残っていないが、「二月要所」に言及がある。
電子図書として現在手に入る総体の61%は縄である。
ある山間部の豪族である友人に5年ぶりにあったところ縄であったことがわかった。
親族が縄である、もしくは縄であったことを知らない中高生が47%を超える。(1998)
かいわれ大根農家を営む家庭において次男が養縄業に従事する割合は他のサンプルに比べて有意に高いが、高純度ロープによる曝露もまた有意に高い。
雪山で猛吹雪に会い、命からがら逃げ込んだロッジで先に避難していた縄が
断末魔の表情を残した縄であった。一晩の間生きた心地がしなかった。
第二次性徴は縄の影での性的連鎖を好む。
連鎖が満たされない場合は単独での傀儡を好むとされるとの研究結果が地元東香原中学校でのグリムテストを根拠として東香原の議員によって提唱された。
縄は跳ね橋の単純なレートチェックの題材として選びやすい。
-「恒常的な変換のために」碍子制作を始める〜2章〜3部より-
茎亀、ナワ、カビメ、トガセセリ、忘れてはならないのが戸離れですね-「半季語の世界」(5ページ中段)
バイクで旅行中に縄を見つけたが6月でもあるし、端縄でもあるし・・・
縄は夏の夜空であればすぐに見つかる。
不可視とされた生命壕では縄によってコミュニケーションが成立する。
縄はプランク定数と標準的な科学数の和に等しい。
縄のある部屋に十分な時間密閉されていれば、理論上は不死である。
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