「G線上のアリア」について
ぎょうてんかん

とても、着想がよい。しかしバイオリンとあなたの距離がわからない。最後の「真実」が目的なら、はじめからそれを表現すると良かったようにみえる。「てのひらがもうひとつあれば」ー 砂まみれの手をなめる 塩っぱい。吐き出す。それでも砂浜はいとしい。この砂浜、この大地へのキッスが私の大地への愛。地球がブラックホールに飲まれても、それでも、それまででも私は大地の子でありたい、、、たとえば、こんな言葉の方があなたの表現したいものの一つであるように感じる。


 


散文(批評随筆小説等) 「G線上のアリア」について Copyright ぎょうてんかん 2014-04-12 08:53:16
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