ゲンゴロウ
花形新次

言語というものは
フランス川藤幸三主義ゲンゴロウ学者
ミソシールが言うところの
エロい言語(オマール)
ワキの臭い言語(クサイケドミリョクテキ)
舌絡めの言語(舌表出)の三つに分類される

オマールは別名特殊表出と呼ばれ
本来その言語の持つ意味とは違う
エロい感情を聞き手にもたらすものである
例えば
杉本彩にナス

それに比べ
クサイケドミリョクテキは
プラスマイナス表出と呼ばれ
本来言語の持つ両義性を
同時に表すものである
例えば
ビヨンセのブーツ

舌表出は自我確立前に
自分の意識(テクニシャンであろうとする意思)
を母親、姉に伝えるための言語前言語的なものである

現代詩とは、この3つの言語の帯を
空中に投げ
交じり、絡まった箇所に
言語的価値が表出したものを言う



自由詩 ゲンゴロウ Copyright 花形新次 2014-04-12 00:19:20
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