夜を呑む
瑠音



夜を呑む

休日の夜は孤独だ

帰る場所も帰るひとも在るのに

からだが

夜が欲しいと泣く

静かに

静かに

誰かを待って揺れるブランコが

待つのは私ではないと知っている


携帯写真+詩 夜を呑む Copyright 瑠音 2014-04-11 01:24:01
notebook Home