衝
うみこ
ガラス細工の街
繁華街
田舎を遮る踏切
小さなレンズ、万華鏡
ずるいから見てたそんなもの
だから歩いた車道脇
狭い中にもちゃんとあった
煌めくような水々しさがちゃんとありました先生!
1500mトラックを
夜に渡った星みたいなもの
五十メートルプールの中を
泳いでいった銀河のくず
街灯が羽虫なんてたぶらかしてる
帰る場所が好きなら話は聞かない
あなたの笑顔が未完成だから死ぬまで覚えてる
テニスラケットの網目から北極星をみたぜ
まったく
空は
何も言いやしないよ
背伸びしてそれで
自由詩
衝
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うみこ
2014-04-07 07:31:59