瑠璃唐草に
橘あまね
それぞれに運命を入れた容器たちの
つかの間に折々
わずかな光を胎動し
森のかたちにふくまれていく
欲しいからだを差し伸べる
天使たち
祈りをおびて瑠璃色の
小箱にひそめられた祝祭
自由詩
瑠璃唐草に
Copyright
橘あまね
2014-04-02 19:52:15