曖昧な一日
空丸ゆらぎ

もうすぐやってくるものを迎えるために
部屋の配置を変える
“あるがままを受け入れる” それが存在の呟きだとして・・・
翼は鳥に似合う
「重いものを背負っていますか?」
おせっかいをやいてみる。
いろんな人がいるのに、いろんなことは隠されて、みんな同じ顔で交差点に立っている。
妊婦は考えた。命の始まりについて。命と名付けられるのはいったいどの段階からなのか。
大きな渦の中で小さな選択をし、重大な結果がすぐにあらわれたり、何十年先にあらわれたり、
究極の点を裏返すと無限と永遠が張り付いている。
新しい形に古い内容をいれると、なんとなく新鮮にみえたりする。どころか、どんどん新しい内容に変節していく・・・
欲望が涸れる頃、理性は増えているのか、
西日が射しこむ頃、
配置を戻す


自由詩 曖昧な一日 Copyright 空丸ゆらぎ 2014-03-30 22:14:48
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