怖い人たち
番田
街角で
色々な人間とすれ違う
陽気の中を
何か忘れて
そして短い詩を書くだろう
靴を履いて
静まった街に出て行く
誰かと会いに
行くのだろう
行くだろう
わからないが きっと
途中でパンを買って
ガムをかんで
袋をなびかせながら
包み紙にそれを入れて きっと
行くのかも知れない
知らない
街へ
自由詩
怖い人たち
Copyright
番田
2014-03-17 01:13:17
縦