ドラッカー先生へ。
吉岡ペペロ

企業は社会の一機関であり社会の為にある。

企業の目的は企業の外にある。

このふたつの示唆は、紙に円を線で描いたとき、円を線の内側と捉えるか、それとも円を線の外側と捉えるか、そんな禅問答に似ている。

つまり、企業とは、社会という紙に線で描いた円のようなものなのではないか。

社会という紙に線で描いた円を、より価値あるものにする為に、円柱状の立体的なものにする為に、企業は顧客を創造する。

顧客を創造する為に必要なドライビングフォースとは、マーケティングとイノベーションだ。

マーケティングとは、顧客に興味を聞くことだ。

イノベーションとは、予期せぬ成功を顧客の新しい満足に組み込むことだ。

これで俺は間違っていないか、ドラッカー先生。







自由詩 ドラッカー先生へ。 Copyright 吉岡ペペロ 2014-03-15 19:44:40
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