ドラッカー先生へ。
吉岡ペペロ
企業は社会の一機関であり社会の為にある。
企業の目的は企業の外にある。
このふたつの示唆は、紙に円を線で描いたとき、円を線の内側と捉えるか、それとも円を線の外側と捉えるか、そんな禅問答に似ている。
つまり、企業とは、社会という紙に線で描いた円のようなものなのではないか。
社会という紙に線で描いた円を、より価値あるものにする為に、円柱状の立体的なものにする為に、企業は顧客を創造する。
顧客を創造する為に必要なドライビングフォースとは、マーケティングとイノベーションだ。
マーケティングとは、顧客に興味を聞くことだ。
イノベーションとは、予期せぬ成功を顧客の新しい満足に組み込むことだ。
これで俺は間違っていないか、ドラッカー先生。