パソ子
たいにぃぼいす

パソコン(以下パソ子)がぶっ壊れたらしく、パソ子が元居たそこには「修理中」という書き置きしか無かった。
同時に何が壊れてるのかも書いてあるっぽかったけど、暗号じみていて僕には読めなかった。
要するに僕には壊れているという漠然とした認識しか出来ない。
痒いんだけど痒い所が分からない、みたいに気持ちが悪い。

いや、そんな事はどうだって良いんだ。
パソ子不在によって現れる心配事の方が重要だ。
ネット上で突如音信不通になる訳だし、こうやって携帯電話から書いてるせいで改行がおかしくないかどうかだって心配だ。

という所で改めて僕がパソ子依存症だという事実に直面する訳だけれども、そう言えばパソ子を使うようになってからはディスプレイの前で詩作する事が多くなったなぁ、という事実にも直面する。
僕はペンを握り締めて、手に汗握らせて、時々痺れて、腱鞘炎上等で書きたいんである。
本当はね。
パソ子の不在は僕のペンとノートへの回帰に一役買ってくれる、のかも知れない。

でもパソ子、晩御飯までには帰っておいでよ。


散文(批評随筆小説等) パソ子 Copyright たいにぃぼいす 2005-01-18 17:38:08
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