手のひらの設計
クナリ

ちょうど自分の脳を握りつぶせないような
小ささと か弱さ

まるで自分の心臓には届かないような
もどかしさと 無情さ

おそらく
そう簡単に自分ひとりでは
終われないように
造られている。


自由詩 手のひらの設計 Copyright クナリ 2014-03-07 19:10:03
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