夢の中
花形新次

わたし、あなたの夢をみたの
ときみは言った
心の奥底で知らず知らず僕を意識しているということに
きみは戸惑っているようだった
ひょっとして、恋?
否定したいのに、出来ない
なんだか胸騒ぎがする
そんな風に
きみは自分の気持ちが分からなくなっている

安心して下さい
きみが見たのは夢ではありません
昨夜枕元に立っていたのは
正真正銘
この僕です


自由詩 夢の中 Copyright 花形新次 2014-03-05 12:12:14
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