まほう
はるな
あなたはいちども
わたしを愛さなかったけど
あの
朝とも夜ともつかない暗がりに
わたしともあなたともつかなくなったどろどろに
手を抜いたこともなかった
かわいそうに
いつまでも
わたしに愛されたままで
いっそう遠くなっていく
生活を夢みればいい
自由詩
まほう
Copyright
はるな
2014-02-20 22:44:03