詩の終わりについて
番田 


誰もが消えた 街は
夕暮れ 誰もいない言葉 例えば 誰もが
心に留めた言葉は聞こえているのだろうかと思う 誰もが
誰も皆心に 綺麗な声を思っているけれど


詩は今世紀で途絶えていくのだろうと思う
詩を思うこともないまま
詩について 無関心な 日々の 瞳の中で
朝を迎える 詩を書いても 良いことなど何もない



自由詩 詩の終わりについて Copyright 番田  2014-02-14 00:38:08
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