十二月の花火
夏川ゆう
季節外れだと思いながらも
地元で行われる
小規模な花火大会を楽しむ
空気が澄んでいて綺麗に見える花火
寒さより美しい花火が優っている
厚着姿が印象的な夜
強い北風が何度も吹き抜ける
星が綺麗に見える
色んな形や色んな色がくっきり見えて
カメラのように心に映り込み思い出になる
みんなの歓声が聞こえる
夏のものとは違い控え目な歓声
寒さがそうさせるのかな
打ち上がる大きな花火に大きな夢を乗せる
季節は関係ないのかもしれない
花火はいつ見ても美しく感動的
自由詩
十二月の花火
Copyright
夏川ゆう
2014-02-08 11:41:48