羽つき
千波 一也
かるく、かるく、
つかれる羽は
かつて
どこかの空でした
あかるく、かるく、
つかれる羽は
かつて
どこかの水でした
まあるく、まるく
つかれる羽は
かつて
どこかの頂でした
知らぬが仏の小路では
花の童の盛りです
自由詩
羽つき
Copyright
千波 一也
2014-02-06 13:09:18
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