エーテル 12
草野春心



  わたしはあなたを愛していたのだろうか
  どしゃ降りの雨のなか、傘のひとつも携えず
  空の彼方を見つめているような
  そんな気持ちだった
  あなたと居るときはいつも
  ただそれだけだ いま、わたしに分かることと言えば




自由詩 エーテル 12 Copyright 草野春心 2014-01-13 20:17:01
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春心恋歌