小さな天色
朝焼彩茜色

優しさだけの 生まれもの 頂きもの
それだけでいい

忘れてあげるという上からの目線も忘れて
眺めている 瞳任せの 涙の幕は天色

肌をすり抜ける 天色 人生を泳ぐ波の皺 十二単で今世
崩される事のない重ね合い 密着から空気が泳いでゆく 天色へ

優しさだけの 息 大地をくるむ 天色の君の心
それだけでいい

つまらない表情は忘れてあげるという上から目線も屠り
眺めている 生き任せの 魂の衣は天色

君の心は天色
光がある天色


自由詩 小さな天色 Copyright 朝焼彩茜色 2014-01-12 22:58:20
notebook Home 戻る  過去 未来