ローリングストーンズな三歳のあたし
草野大悟2
あたしが新年おめでとうと階段を登っていくと
洋ちゃんやみっちゃんが石になっていた
ふたつの石は
空けましておめでとう
と言いながらお年玉をくれた
お年玉袋の中から
ふたりより
もっともっとファンキーな爺ちゃんたちが
がんがん
ロックしながら出てきたから
あたしは
すかさず
あたしのギターを肩からかけて
リズムを合わせていたわ
自由詩
ローリングストーンズな三歳のあたし
Copyright
草野大悟2
2014-01-05 22:02:19