モノノケ語り
梓ゆい
午前3時
自分以外の誰かが
同じ空間にいると言う
錯覚に陥る…。
(キット/コレハ/カンチガイダ。)
この気配が、何なのか?を理解できぬまま
左側の鈴の音と
耳元の囁きに隙を取られ
何か?を気が付かぬままに
時計の針は、午前3時5分を示していたらしい…。。
大きく・強く響く鈴の音を聞きながら経文を唱え
戦う術を持たぬ私の意識は
暗闇に落とされる…。。
(何も、考えない。何も、思わない。)
見える物だけが正しいと
不信感を抱いた日
「ここには、何かが居るようだ…。。」
と言う疑問も
小さなしこりになった…。。