未有花

栗色のたてがみをなびかせ
どこまでも駆けて行く
その凛々しい姿どこまでも
草原の果て 日の昇る場所
おまえは駆ける 駆ける
休むことを知らない
この大地をどこまでも
おまえはひとり駆けて行く
おまえが辿り着く
場所はあるのだろうか

闇色の瞳を輝かせ
いつまでも駆けて行く
その雄々しい姿いつまでも
青空は澄み 太陽は真上
おまえは走る 走る
止まることを知らない
この大地をいつまでも
おまえはひとり駆けて行く
おまえが辿り着く
時は来るのだろうか


自由詩Copyright 未有花 2014-01-03 12:35:51
notebook Home 戻る  過去 未来