政治的に詩を書く5
オイタル

政治的に詩を書く
五回目で
もうやめます
私の興味も五回までしか続かなかったということだ
およそ二週間 だいぶ短いけど
国会から遠く離れた地方に住む人間には
特定秘密保護法も政治のあれこれも
この程度の関心だということだ

原発みたいに時々爆発するわけでなく
戦闘機みたいにバンバン爆弾落とすわけでもなく
そのうち
何がやばかったのかもわからなくなって
庶民の生活はにぎやかにおだやかに
すぎて行くのだ 日々是好日
特定秘密も
たいして悪くないじゃん

ひと晩ぐっすり寝て
ぽかんと坐禅くんでるうちに
時間はクジラの散歩みたいにどろどろ過ぎていく
政治的とは
1 政治に関係をもっているさま
2 理論だけで行動するのではなく
実際の状況に基づいて物事を処理するさま
3 駆け引きし、策をめぐらすさま
ということだそうで

保護法に賛成だろうが 反対だろうが
とにかくネタにして
いつも水面をかき回してみる
つもりだった
いただいたポイントは全部で五つにとどまった
へたですみません
やがて秘密保護法のトラブルも
時々起こるちょっとした放射能漏れや
時々起こるちょっとした交通事故や
時々起こるちょっとした無差別殺人事件みたいに
ちょいと世間を騒がしては
今日もまたあったこんな事件
くらいに日常になっちゃって
しょうがないよな
閑話休題 どっかの
ソフトクリームでも舐めに行こうじゃないの


自由詩 政治的に詩を書く5 Copyright オイタル 2013-12-23 10:25:27
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