未来について
kauzak

ブルースが聴こえない
新しい朝も訪れない

ダムの放流が始まる
辿り着ける場所が限定される

すべからく天気は雨模様で
テナントビルには入居者がない

世界は静かに眠っている
目覚めることを恐れる人が居る

青空に昇る水色の風船が溶ける
どこかに辿り着けるのだろうか

もうすぐ起きることは
起きるまでその意味は分からない


自由詩 未来について Copyright kauzak 2013-12-22 23:56:44
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