星間連絡船
星☆風馬

星々がつながる

星が築くわらぶき小屋
星が築く、何?
何を築きたいの?

あなたの神さまとわたしの神さまはことなり
あなたの神さまは何ですか?
誰ですか?

異神と異神が真釣り合う
2つ異神がまっすぐ釣り合うなら
そこに青い星間連絡船が行き来する

わたしが託したもの
あなたから託されたもの

 ジプレッセン
  くろぐろとエーテルをすい
   天山の雪のはるか
    輝きの四月の底を
     おちいりくらむ天の椀から
               カラス
    ひのきもしんとてんにたつところ
        ほんとうに俺が見えるのか
              鳥は青空を載る
        あたらしく息づくうずまき
             ぐるぐルグル

         なりなりなりなり
        鳴り成る鳴れ鳴れ
       るるるるるるるる
      れれれれれれれれ

 「個性」
 君がこの世に生まれ出たとき
 太陽は惑星たちの挨拶をうけていた
 その日から君はすくすく育ちはじめた
 生まれたときの法則に従って
 君はかく定められ己から逃げられない
 古の巫女も予言者も言っていた
 いかなる時も、いかなる力も破壊できない
 生成し発展してゆく刻印された形相を


    朗読とは詩人と対話することだ。
    人は詩を朗読し詩人という人を見る。
    詩人が何を思っているか、詩人の世界を垣間見る。
    人は詩を朗読し、そこで詩人は「私」と対話している。

    詩人から託されたもの
   神より託されたもの

 わたしが託したもの
あなたから託されたもの

異神と異神が釣り合うとき
そこに青い星間連絡船が行き来する


自由詩 星間連絡船 Copyright 星☆風馬 2013-12-22 10:33:39
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