僕は君の味方だよ

そんなことはわかっているだろうけど

でも何かを決めないと前に進めないなら
力になるよ

でも　決めるのは君だよ


僕は
君のために

いや

僕のために
鍵のない家を用意した

僕は鍵のない
この家に住むことにした

この家の
窓も
扉も

いつでも
誰でも
開けることができる

入るのも　
出るのも自由だ

そして
君はいつでも
僕に語りかけることができる

もし
君がこの家に来てくれたら
なんのお持て成しもできないけれど
君の好きな　
甘い温かいミルクティーを入れてあげる

音楽の趣味は合わないけれど
君の好きなボーカロイドの歌も用意したから
いつでもおいで

もう一つ大事なことを
言わなきゃいけないね

慌てることはないよ

僕はずっとこの家にいるから

ずっと

少なくとも
この地球の自転が少し遅くなるまでは