記憶
白雨
すっとぶ
酒
甦る
ぶんしょ
中断する
テレビジョン
持て余す
プロポーズ
生まれつきの性癖で
そのすべてを忘れて灰にする
数千人の自殺者
それらにしがみつく
とっておき症の
資料室
どこまでもついてくる新聞紙、革靴で
蹴飛ばして
帽子に手を翳して朝日を見る
自由詩
記憶
Copyright
白雨
2013-12-04 12:39:32
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