いつからかしら
藤鈴呼

段違い平行棒と 
サーカスの空中ブランコが
一瞬にして 重なる

ふわり 浮き上がる様は
真夏の 人魚

いつもは 飛沫が お友達
たまに 渋木を 恋人にして
日々 励むの

いつからかしら
波音が 聞こえなくても

風を頼りに
空 高く

舞い上がれるように
なるんだわ ってね

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自由詩 いつからかしら Copyright 藤鈴呼 2013-11-09 00:07:35
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