発光
はるな


0時まえのまちに青く沈んでいるからだたち
空を落とすよりも
忘れることがむずかしいかな
ひときわ白く可哀そうに光っているのにむかって口づけしても
ますます白が青ざめるばかりで
今日がおわってしまうのに
明日はとうとうはじまらない



自由詩 発光 Copyright はるな 2013-11-05 23:58:52
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