丁寧に生きる
朝焼彩茜色

丁寧に通り過ぎる風 風は感じ次第で丁寧だ
私は丁寧でありたい いたるところ艶やかの下地に

 丁寧さを吹きかける 呼吸を意識する丁寧でありたい

対極の雑魚にも諭しを潜らせたい
されど目を瞑り生きなくてはならない 雑魚は知らないだけだから

 丁寧に生きて続けてゆきたい 心と体を丁寧に返したい

もう二度と私に戻らない丁寧な組織の塊
時間は丁寧さに穏やかに流す性質を持っている 今 知った

 丁寧な日々のこなす出来事に 陰の感情はどうか丁寧に自分を扱ってあげて

意識は重式 簡単にいかない出来事の絡みにつまずかず 重みを感じる丁寧さに
軽やかさは 単純さを式に入れてくる 解かすも溶かすも同音同意の世界

 丁寧さは 知ることと世界は同じ

あなたの吐く息は 丁寧に意図されていますか


自由詩 丁寧に生きる Copyright 朝焼彩茜色 2013-10-20 12:37:49
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