礼儀
朝焼彩茜色

弦を一つ引くと 張りつめた眼差しから 強靭と同じ裏地に肌が触れる

見透かした眼差しは 今は半分真実 自称はない

人の意見ほど自己中もない 主観 客観 の間を傍観

貴女に映る私は私自身の客観未満
届かないから 礼儀のない天然な態度はおよし

自覚に隙間だらけで 見抜けてしまう人格 風は教えてくれる
貴女の後ろの人は 私と同意見 
貴女はいつまで少女をしているの

私は傍観して結界を張っておく 弦のように 張りつめて
されど優しく されどお人好しは止めて

好かぬものは好かぬ

礼儀のない天然な態度はおよし 

届かないから 触れるのはおよし





自由詩 礼儀 Copyright 朝焼彩茜色 2013-10-18 11:27:17
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